2歳のいやいやが手に負えない時の対応を紹介！子育てママの悩みを解説

「なんでもイヤ！」「これじゃない！」「抱っこして！」

2歳児のいやいや期は、親にとって大きな試練の時期です。

ちょっとしたことで泣いたり怒ったり、大声を出したり…毎日手に負えないほどのわがままに振り回されて、疲れてしまうママ・パパも多いのではないでしょうか？

しかし、2歳児の「いやいや」は成長の一環であり、自我の芽生えを示す大切な過程でもあります。

本記事では、2歳児が手に負えないほど「いやいや」する場面を整理し、親ができる具体的な対応方法を紹介します。

少しでもストレスを減らし、うまく付き合っていくためのヒントを見つけましょう！

2歳児がいやいやが手に負えない場面とは？

2歳児がいやいやが手に負えない場面は下記のようなことがあります。

1. お出かけ前に支度を嫌がる

「靴を履きたくない！」「まだ遊んでいたい！」など、お出かけ前にグズグズするのは2歳児によくある光景です。特に、急いでいるときに限って着替えを嫌がったり、玄関で寝転がったりすることも…。親が焦れば焦るほど子どもは余計に抵抗し、なかなか進まないことが多いです。

よくあるイヤイヤ例

• 洋服を着替えたがらない
• 靴を履くのを拒否する
• 「おうちがいい！」と泣いて動かない

2. 食事中にわがままを言う

食事の時間になると、「これ食べたくない！」「ごはんじゃなくてお菓子がいい！」とダダをこねることもよくあります。せっかく作ったご飯を食べずに遊び出したり、スプーンを投げたりすることもあり、毎回の食事がストレスになってしまうことも…。

よくあるイヤイヤ例

• 食べたいものだけ食べて、ほかは拒否する
• スプーンやフォークを投げる
• 食事に集中せず遊び始める

3. 買い物中に駄々をこねる

スーパーやショッピングモールで、「これ買って！」「もっと遊びたい！」と大騒ぎするのも、2歳児のイヤイヤの典型的なパターンです。周囲の目が気になり、なんとか静かにさせようとすると、さらにヒートアップしてしまうこともあります。

よくあるイヤイヤ例

• お菓子やおもちゃを買ってもらえず泣く
• カートに乗るのを拒否し、走り回る
• 店内で座り込んで動かなくなる

4. お風呂・寝る前にイヤイヤが爆発

「まだ遊びたい！」「お風呂に入りたくない！」と寝る前に大暴れすることも。特に、遊びが楽しくなっているタイミングで「そろそろお風呂の時間だよ」と言うと、全力で拒否することが多いです。

よくあるイヤイヤ例

• お風呂に入るのを拒否する
• 歯磨きを嫌がる
• 布団に入らず、部屋をウロウロする

2歳のいやいやが手に負えない時の対応方法

2歳のいやいやが手に負えない時の対応方法を紹介します。

参考にしてみてください。

1. 子どもの気持ちを受け止める

「もう！なんでこんなにイヤイヤするの！」と怒ってしまいたくなることもありますが、まずは 子どもの気持ちを受け止める ことが大切です。
「遊びたかったんだね」「お出かけしたくない気分なんだね」と気持ちを言葉にしてあげると、子どもは「わかってくれた」と感じ、少し落ち着くことがあります。

ポイント

• 「イヤ！」と言われたら、「そっか、〇〇がしたかったんだね」と共感する
• 感情を受け止めた後に、「でも今は〇〇しようね」と優しく誘導する

2. 選択肢を与えて自主的に決めさせる

2歳児は「自分で決めたい！」という気持ちが強く、強制されるとイヤイヤが増します。そこで、 子どもに選択肢を与えて、自分で選ばせる と、スムーズに進むことがあります。

例

• 「この服とこの服、どっちがいい？」（自分で選ばせる）
• 「お風呂に入ってから歯磨きする？それとも先に歯磨きする？」（順番を決めさせる）

ポイント

• 「イヤ！」と言われる前に、選択肢を提示する
• どちらを選んでもOKな内容にする

3. 気持ちを切り替えるための工夫をする

イヤイヤが爆発してしまったときは、気持ちを切り替えられるように、 遊びやごっこ遊びを取り入れる のも有効です。

例

• 「お洋服を着たら、パパとお出かけ競争しよう！」（ゲーム形式）
• 「お風呂に入ったらアヒルさんが待ってるよ！」（ごっこ遊び）

ポイント

• 「やらなきゃダメ！」と押し付けず、楽しく誘導する
• 「〇〇できたらごほうび！」など、シールやスタンプを活用するのも◎

4. 親がイライラしすぎないよう、距離を取る

イヤイヤがあまりにもひどいと、ついイライラして怒鳴ってしまいそうになりますよね。でも、親が感情的になると、子どもも余計にヒートアップしてしまいます。
そんなときは、一度 深呼吸して、少し距離を取る のも大切です。「ママ、ちょっとお茶飲んで落ち着くね」と伝え、少し気持ちをリセットしましょう。

ポイント

• 一旦その場を離れて気持ちを落ち着ける
• 「ママも疲れちゃったな」と言葉に出してクールダウンする

まとめ

2歳児のイヤイヤ期は、「成長の証」とわかっていても、手に負えなくて困ることが多いですよね。しかし、無理に押さえつけるのではなく、 子どもの気持ちを受け止めながら、うまく切り替える工夫をすることが大切 です。

手に負えないイヤイヤの場面

• お出かけ前の準備を嫌がる
• 食事中にわがままを言う
• 買い物中に駄々をこねる
• お風呂や寝る前に大暴れする

イヤイヤの対応方法

• 子どもの気持ちを受け止める …「〇〇したかったんだね」と共感
• 選択肢を与える …「赤い靴と青い靴、どっちがいい？」
• 遊び感覚で誘導する …「お風呂でアヒルさんがお待ちかねだよ！」
• 親も一息ついて冷静になる … 「ちょっとお茶飲んで落ち着こう」

イヤイヤ期はいつか終わるもの。無理せず、親子ともにストレスを減らしながら乗り越えていきましょう！