2歳児がシャンプーを嫌がる理由とは？泣かない対策を紹介

「お風呂は大好きなのに、シャンプーだけは全力で嫌がる…」

そんな悩みを抱えているママ・パパも多いのではないでしょうか？

2歳児はまだシャンプーに慣れていないことが多く、水や泡が顔にかかるのを怖がったり、過去の嫌な経験を思い出して抵抗したりすることがあります。

泣かれると毎日のシャンプーが大変になり、親もストレスを感じてしまうことも。

本記事では、2歳児がシャンプーを嫌がる主な理由と、泣かずにスムーズにシャンプーをするための対策を紹介します。

2歳児がシャンプーを嫌がる主な理由

2歳児がシャンプーを嫌がる主な理由は下記の通りです。

1. 水や泡が顔にかかるのが怖い

2歳児は目や鼻に水が入ることを嫌がることが多く、シャンプー時に顔に泡がついたり、水が流れてきたりすると、強い不快感を覚えることがあります。特に、過去にシャンプー中に水が目に入ってしみたり、鼻に入ってしまって苦しくなった経験があると、「シャンプー＝怖いもの」と思い込んでしまい、拒否するようになります。

2. 仰向けの姿勢に抵抗がある

シャンプーをする際に後ろに倒れる体勢（仰向け）が苦手な子どもも多く、シャンプーをしようとすると体を硬直させてしまうことがあります。特に、お湯をかけるときに目をつぶるように言われると不安を感じる子も多く、「次はどこに水がかかるの？」と恐怖心を抱いてしまうこともあります。

3. 過去の嫌な経験がトラウマになっている

以前、シャンプー中にゴシゴシ洗われて痛かった、シャワーの勢いが強くてびっくりした、無理やり頭を洗われて怖かった…といった経験があると、「シャンプーはイヤなもの」というイメージがついてしまいます。2歳児は記憶力が発達してくる時期なので、一度嫌な思いをすると、それを強く覚えてしまい、次からますます拒否するようになります。

2歳児がシャンプーしても泣かない対策やおすすめグッズ

2歳児がシャンプーしても泣かない対策やおすすめグッズを紹介します。

ぜひ、試してみてください。

1. 水が顔にかかるのを防ぐ工夫をする

顔に水がかかるのを嫌がる場合は、シャワーキャップやシャンプーハットを使うと効果的です。額の部分にシリコン製のバンドがついているタイプのシャンプーハットを使えば、顔に水がかかるのを防ぐことができ、安心してシャンプーができます。また、シャワーの水圧を弱めて、ゆっくりとお湯を流してあげるのもポイントです。

おすすめグッズ：

• シャンプーハット（防水バンド付きのものがおすすめ）
• 低水圧のシャワーヘッド

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2. 前かがみで流すスタイルに変える

後ろに倒れるのが怖い子どもには、前かがみの姿勢でシャンプーを流すのも効果的です。特に、洗面器を使って前かがみで流す方法は、自分で顔をコントロールできるので安心感があります。また、タオルを目の上に置いて水が入らないようにすると、さらに抵抗が少なくなります。

3. シャンプーを遊びの時間にする

シャンプーを楽しい時間にすることで、抵抗感を減らすことができます。例えば、お風呂場でおもちゃを使って「シャンプーごっこ」をしたり、親が「ママも一緒に泡だらけになっちゃうよ！」と遊びながら洗ってあげると、自然と受け入れやすくなります。また、好きなキャラクターのシャンプーを使うことで、「アンパンマンのシャンプーならやりたい！」という気持ちになり、スムーズに進められることもあります。

おすすめグッズ：

• 子ども向けキャラクターシャンプー
• お風呂用のおもちゃ（シャワー付きおもちゃなど）

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4. 子どもに選ばせて主体的に参加させる

2歳児は「自分でやりたい！」という気持ちが強い時期です。そのため、「今日はどのシャンプーを使う？」「シャワーと洗面器、どっちで流したい？」など、選択肢を与えて子ども自身に決めさせると、抵抗感が減ることがあります。また、鏡を見ながら「泡がどこにあるかな？」と確認しながら洗うと、楽しくシャンプーができることもあります。

まとめ

2歳児がシャンプーを嫌がる理由には、水や泡が顔にかかるのが怖い、仰向けの姿勢が苦手、過去の嫌な経験がトラウマになっている…など、さまざまな原因があります。しかし、無理やり洗おうとするとますます拒否してしまうため、子どもが安心してシャンプーできるような工夫が必要です。

• シャンプーハットや低水圧シャワーヘッドで水が顔にかかるのを防ぐ
• 前かがみの姿勢で流す方法を試してみる
• シャンプーを遊びの時間にして楽しませる
• 子どもに選択肢を与えて、主体的に参加させる

これらの方法を試しながら、子どもに合ったやり方を見つけていきましょう。少しずつ慣れさせて、楽しくシャンプーができるようにサポートしてあげてください！