2歳児がスーパーマーケットで走り回ることに困っている親へ！対策を紹介

「買い物中に2歳の子どもがスーパーで走り回ってしまう…」

こんな悩みを抱えるママ・パパは多いのではないでしょうか？

スーパーの通路を駆け抜けたり、棚にぶつかりそうになったり、時には他のお客さんに迷惑をかけてしまうことも。

注意してもなかなか聞いてくれず、毎回買い物がストレスになってしまうこともありますよね。

本記事では、2歳児がスーパーで走り回る理由を解説し、今日からできる効果的な対策を紹介します。

安全に楽しく買い物ができる方法を知り、親子でストレスなく過ごせるようにしましょう！

2歳児がスーパーで走り回る理由

2歳児がスーパーで走り回る理由は下記の通りです。

1. 好奇心が旺盛で興奮してしまう

2歳児は好奇心の塊です。スーパーには普段見慣れない商品が並び、カートやレジの音など、刺激的な要素がたくさんあります。そのため、スーパーに入った瞬間にワクワクしてしまい、じっとしていられず走り回ってしまうのです。
また、広い通路や長い棚の間は、子どもにとって“探検の場所”のように見えることもあります。まるで遊び場に来たかのような気持ちになり、走ることで楽しさを表現しているのかもしれません。

2. 体力が有り余っている

2歳児はとにかく元気いっぱい。特に午前中や昼寝の後など、体力が十分に回復している時間帯に買い物へ行くと、じっとしているのが難しくなります。「動きたい！」という欲求を抑えられず、つい走ってしまうのです。
特に、外でたくさん遊んでいない日や、車やベビーカー移動が多い日などは、運動不足が影響して「スーパーで走って発散しよう！」という気持ちになることがあります。

3. 買い物のルールを理解していない

2歳児はまだ「スーパーでは静かに歩く」というルールを理解していないことが多いです。「走ると危ない」「他のお客さんの迷惑になる」といった社会的なマナーを身につけるのは、もう少し成長してから。
そのため、「ダメ」と言われてもピンとこず、走ることをやめられません。何度も注意しても効果がない場合は、まず「どうして走ってはいけないのか？」を理解できるように伝える工夫が必要です。

2歳児がスーパーで走り回る時におすすめの対策

2歳児がスーパーで走り回る時におすすめの対策を紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。

1. 買い物前に子どもとルールを決める

事前に「スーパーでは走らない」というルールを伝えておくことが大切です。「スーパーに行く前にお約束しようね。お店の中では手をつないで歩くよ」と具体的に話しておくと、子どもも意識しやすくなります。
また、「静かに歩けたら、帰りにシールをあげるね」など、分かりやすいご褒美を用意すると、ルールを守ろうという意欲が高まります。

2. お手伝いをお願いする

2歳児は「自分もやりたい！」という気持ちが強い時期です。そのため、買い物中にお手伝いをお願いすると、走り回るのを防げることがあります。
例えば、「ママが言ったものを探してカゴに入れてね」「このリンゴを持ってきてくれる？」と役割を与えると、遊び感覚で買い物に集中してくれることが多いです。成功したら「ありがとう！助かったよ」としっかり褒めることで、さらにやる気がアップします。

3. 子どもが飽きる前に買い物を終わらせる

長時間の買い物は、2歳児にとって退屈になりがちです。「もう飽きた！」「つまんない！」と感じた瞬間に、走り回る行動が出やすくなります。
そのため、事前に買い物リストを作っておき、なるべくスピーディーに買い物を済ませるようにしましょう。子どもの集中力が続く15～20分以内に終えられるようにすると、落ち着いて過ごしやすくなります。

4. カートやベビーカーを活用する

スーパーのカートやベビーカーに乗せることで、走り回るのを防ぐことができます。「好きなカートを選んでいいよ」と子どもに選ばせると、自ら乗る気になってくれることが多いです。
また、「カートに乗ってる間は、〇〇のシールを貼っておこうね」と特別感を持たせると、楽しく過ごせることがあります。どうしても降りたがる場合は、一度お店の外で落ち着かせてから再チャレンジするとよいでしょう。

5. 買い物前にしっかり遊ばせる

買い物に行く前に、公園などでしっかり遊ばせておくと、スーパーでの暴走を防ぐことができます。特に、外で走る時間を確保することで、「スーパーでは歩こうね」と伝えやすくなります。
また、「公園でいっぱい走ったから、スーパーでは静かに歩こうね」と、場所ごとのルールを意識させるのも効果的です。体力が発散されることで、買い物中も落ち着いて過ごしやすくなります。

まとめ

2歳児がスーパーで走り回るのは、好奇心や体力の発散、ルールの未理解などが原因です。

しかし、事前にルールを決めたり、お手伝いをお願いしたりすることで、落ち着いて過ごせるようになります。また、買い物前に遊ばせて体力を消費させたり、カートやベビーカーを活用したりするのも有効な対策です。

子どもがまだ小さいうちは、完全に走らせないようにするのは難しいですが、「どうすれば安全に買い物ができるか？」を考え、少しずつ成功体験を積み重ねていくことが大切です。

無理に抑え込むのではなく、子どもの成長に合わせて対応を工夫しながら、親子で楽しく買い物できるようにしていきましょう！