就学前検診にひっかかる子とは？就学前検診について解説します！

「就学前検診はどんな検査をするのか知りたい！」

「就学前検診の流れが知りたい！」

「就学前検診で引っかかるのはどういう子か知りたい！」

このような疑問にお答えする記事です。

多くのママは以下のように思っています。

• 初めての就学前検診で不安！
• 就学前検診で引っかからないか心配！
• 就学前検診の概要が知りたい！
• おすすめの服が知りたい！
• どういう子が就学前検診で引っかかるか気になる！

ママの芽

就学前検診の流れを知ると落ち着いて検診に臨めますよ！

就学前検診にひっかかる子は、どんな子なのか気になりますよね。

今回は、就学前検診の目的や内容・再検査の流れなどについて詳しく解説していきます！

初めての就学前検診は、流れやどんな子がひっかかるのかを理解して過度に不安になることなくすませたいですよね。

就学前検診で子どもがひっかからないか不安になっているあなたは、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

ではさっそく解説します。

就学前検診とは？

就学前検診とは、正式には「就学時健康診断」といいます。

これは、学校保健安全法で定められた健康診断のことです。

小学校に入学する前の年長児を対象に、就学予定の小学校で行われます。

一般的には、9月～10月ごろに就学時健康診断の通知が各家庭に届き、10月～11月ごろに実施されることが多いです。

就学前検診の目的は、次の2つです。

• 子どもの心身の状態を確認・把握すること
• 子どもの発達や健康に関する相談や支援を行うこと

就学前検診では、子どもの健康状態はもちろん、知能や言語・発達などについても検査されます。

検査の結果によっては、再検査や就学相談などが必要になることがあります。

ただし、就学前検診でひっかかったからといって、就学先が決まるわけではありません。

就学先を最終的に決めるのは保護者です。

就学前検診の内容と準備

就学前検診の内容は、自治体によって若干異なりますが、一般的には以下のような検査が行われます。

就学前検診には、保護者も同伴することが多いですが、検査は子どもだけで受ける場合もあります。

保護者は、保育参観に行くときのような服装で構いません。

子どもは、動きやすい服装で、眼鏡や補聴器などを必要に応じて持って行きましょう。

持ち物は、事前に自治体から届く通知に書かれているので、その内容に従いましょう。

また、検査の前後には校長や教員との面談や学校説明などが行われることもあります。

私が子どもを連れて行ったときは、通学用の帽子のサイズ合わせも一緒にありました。

面談では、就学までに身につけておくべきことや、就学後の支援の必要性などについて相談できます。

※面談はない場合もあります。

就学前検診にひっかかる子とは

就学前検診にひっかかる子とは、検診で何らかの問題が見つかった子のことです。

就学前検診にひっかかる子の割合は、自治体や年度によって異なりますが、一般的には約10〜20％と言われています。

就学前検診にひっかかる子の多くは、視力や聴力、歯科などの身体的な問題が原因であることが多いです。

例えば、「耳の検査で耳垢が詰まっている」「視力が低下している」「虫歯がある」「歯石がある」などです。

他にも予防接種ができていないものがあれば指摘されるでしょう。

ここでは予防接種の重要性について触れておきます。

予防接種は、感染症にかかりやすい年齢に合わせて決められたタイミングで受けることが大切とされています。

子どもの安全のためにも小学校が病気を移し合う場にならないためにも必要です。

予防接種は、病気を引き起こす病原体や毒素を前もって投与して免疫を作ることで、感染症にかかっても重症化しないようにする効果があります。

予防接種を受けることで、子どもの命や健康を守ることができるんです！

予防接種を受けないと、感染症の流行や重症化のリスクが高まります。

例えば、新型コロナウイルス感染症の影響で海外では麻しんワクチンの接種が受けられなかった子どもが多く、麻しんの流行や死亡例が増えています。

日本でも、麻しんや日本脳炎などの感染が確認されています。

予防接種は、子どもの健やかな成長のために必要なので忘れがある方は今のうちに受けましょう。

就学前検診でひっかかる理由として、心理的な問題や発達障害などの場合もあります。

就学前検診にひっかかった場合も、保健師や医師から指示やアドバイスがありますので安心してください。

就学前検診にひっかかったらどうする

就学前検診にひっかかったら、まずは落ち着いて、子どもにも安心感を与えましょう。

就学前検診にひっかかったからといって、子どもの将来が決まるわけではありません。

就学前検診は、子どもの健康状態を把握するためのものであり、子どもの能力や個性を判断するものではありません。

就学前検診にひっかかったら、次にすべきことは以下の通りです。

特に心理的な問題や発達障害を指摘された場合は指摘された内容をよく確認し、必要な場合には専門医や支援機関に相談しましょう。

心理的な問題や発達障害は、早期に対策や治療を行うことで、子どもの健康や学習に大きな影響を与えることがあります。

専門医や支援機関では、子どもの発達状況や特性を詳しく診断し、適切なアドバイスや治療法を提供してくれますよ。

心理的な問題や発達障害を持つ子どもは、自分のことを否定したり、周りと比べて落ち込むことがあるので注意しましょう。

親は、子どもの個性や長所を見つけ、肯定的に評価し、子どもの自信ややる気を育てることが大切です。

また、子どもの就学先について自治体や学校と相談すると安心です。

心理的な問題や発達障害を持つ子どもにとって、適切な就学先は、子どもの健やかな成長や学習に大きく影響します。

自治体や学校では、就学相談という制度を利用して、子どもの状態に合わせた学習環境や支援方法を提案してくれます。

就学相談の最終的な決定権は、子ども本人と保護者にありますので、子どもの意見も尊重しながら、納得のいく就学先を選んでくださいね。

まとめ

就学前検診は、子どもの健康状態などを把握するための大切な機会です。

就学前検診にひっかかったからといって、慌てたり落ち込んだりしないでください。

子どもの健康状態を改善するために、必要な対応を行いましょう。

そして、子どもの個性や長所を見つけ、子どもの成長を応援しましょう。

子どもは、親の愛情と信頼を感じることで、自信とやる気を持って小学校に入学できますよ。

就学前検診から入学までの間は時間があるので、お子さんと一緒に入学に向けて準備してくださいね。